VRAMはテクスチャーなどのデータを一時的にキャッシュする役割もあり、十分な容量と処理速度が必要です。
オペレーティングシステムやアプリケーションをインストールするストレージには今やSSDが必須で、データの読み書きを高速に行います。
メインメモリはシステムとアプリを起動してもなお余裕のある容量が必要で、最低でも16GB、できれば32GBは欲しいところです。
オンラインゲームではネットワーク環境も重要で、高速にパケットを送受信できるLANアダプターを備えるのはもちろんのこと、高級機では2つのLAN端子があり、半分ずつ処理して高速化したり、どちらか条件の良いルートに接続して通信を安定させるなどの工夫がされています。
これらのパーツは比較的消費電力が高くなる傾向にありますが、安定供給するための電源とそれを受け止めるフェーズは高品質なものを採用しており、安全性と安定性を確保しているのも安心です。
このような条件を満たせば快適にゲームをプレイできることから、既に必要な環境がパッケージになっているゲーミングPCは人気です。
その一方で昨今増えているのが、プレイ期間が長期にわたる息の長いゲームソフトの存在です。